2150M (本沢温泉)
日頃の疲労困憊を癒すにはやっぱり温泉だね。というM氏のお誘いで天然露天温泉にでかける。
家からだと200kmくらいあって自転車だと数日かかりそうな距離だが、M氏の車だと3時間くらいで着くらしい。素晴らしい!! 朝5時に出発して中央道を一路長野方面へ。
須玉ICを降りて141号線を北上して清里高原を越え、登山口へと向かう。途中のコンビに寄るときにM氏が地図を忘れたことが発覚。M氏もすっかり都会に染まったですね。山に入る時は地図とヘッドランプは忘れちゃいかんですよ。
本沢温泉入口という駐車場に車を停めて温泉に向かう、ここはタクシーの乗降口になっていて小海駅から30分(5500円)くらいらしい。
それはともかく、時間を確認しようとしたところ3人とも時計を持っていないことが発覚。都会暮らしが………
看板には「駐車場から徒歩で約2時間で本沢温泉」と書いてある。ところが普段の不摂生のせいか、海抜1600mの高所のせいか、とにかく空気が薄い。。いきなりペースを崩してダラダラと休憩しながら3時間以上かけて歩くことになる。
途中にある車止めのゲート。小型の4WDだとここまで入って来られる。ここから本沢温泉まで徒歩1:10分と書いてある。
本沢温泉には野営場があって幕営できるようになっている。野営場は小屋よりもけっこう手前の林の中にある。水はすぐ脇に小さな沢が流れていて煮沸すれば飲用にもなるらしい。ただし、トイレは小屋の先にあってちょっと遠いのが難点。 天気が怪しかったので、さっそく小屋で一人600円の幕営料を払ってテントを広げる。
ダンロップのテントに食料等を押し込んで身軽になった所で、天気はイマイチだけど、2時間くらい登った所にある硫黄岳か天狗岳に行ってみようかってことになり出掛けてみる。 ダンロップは今期からプロモンテにブランドを変更したらしい。だんだん装備が古くさくなるなぁ。
1時間登ったところにある夏沢峠まで来ると山は雲の中で景色どころか10m先の視界も怪しい。雲の中は霧が冷たいし雷でも発生したら洒落にならないのでここで敗退して温泉に戻ることにする。明日はたぶん晴れるので、明日登ることにする。夏山は午後に行動しちゃだめだね。
本沢温泉に戻って入浴料を払い野天風呂へと向かう。日本最高所の2150Mとなる露天風呂は小屋から少し登ってから沢に降りた所にあり、すぐ上の登山道から丸見えになっている。湯は白濁していて透明度はまったくないが、男女混浴で特に脱衣所等はない。硫黄岳を見上げる景観は素晴らしい。
先に30台前半と思われるカップルが入浴していて、尋ねてみると、連休中に諏訪の花火等を見て最後に立ち寄り温泉目当てでここまで登って来たらしい。女性は水着を着用していた。
湯は人肌程度の温い温度で、泉質は硫黄が相当強く肌がピリピリする。山から吹き下ろす清涼な風と心地よく、つい長湯をしてしまう。
入浴後は小屋でビールや濁酒を買うことができる。野営場で晩ご飯を食べながら晩酌をして18時過ぎには早めに就寝。21時頃テントに水滴の当たる音で目覚めるが外に出てみると月が出ている。どうやら霧が樹木の葉に水滴を作り、それが落ちて来ているらしい。
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