酒粕入り豚汁
今年は寒い、すごく寒い。神社の境内でずいぶん久しぶりに霜柱を見た。去年の夏の暑さが幻のようだ。寒さに耐えかねて、さぼっていた仕事部屋の断熱材張りをやってしまった。(それでもまだ半分)
関西の方は雪も凄いらしい。寒くなると暖かい汁物が無性に恋しくなる。豚汁は和風のシチューのようなものだが、具材を細かく切ってそれほど煮込まないのは省エネ指向だからだろうか。
元々、獣肉を食べる文化のない日本料理は煮込まないと柔らかくならないような魚はいないので、(ここで一瞬タコの姿が頭を過るのだが、、、)そういう料理法が発達しなかったんだろう。煮込むのは豆料理くらいか。もちろん省エネ指向なのは間違いないとは思うが。。
それにしても魚や獣肉はお酒を使うと不思議と臭みがとれて美味しくなる。豚汁にも酒粕を入れるとやたら美味しく感じる。今日は煮込んでも固くならない肩肉を使った。
[材料]
- 豚肩肉 200g
- 蒟蒻 1枚
- 豆腐 1/2丁
- 油揚げ 1枚
- 大根 10cm
- 人参 1本
- ゴボウ 1/2本
- 長ネギ 1本
- しめじ 1/4株
- 味噌
- 酒粕
- 醤油 大さじ1
- 出汁 400cc
- 七味
[酒粕入り豚汁の作り方]
- 酒粕は少量のお湯や酒で溶いておく
- 蒟蒻は塩刷りして好みの大きさに切り分ける
- 大根と人参はイチョウ切り、ネギは斜め切り、ゴボウはささがき
- 油揚げは湯通しして短冊に、豆腐も一口大に切っておく
- 鍋に少量の油を敷いて蒟蒻を炒める
- しめじ、豚肉を加え、ざっと火を加えて表面の色がかわったら
- 大根と人参、油揚げも加える
- 全体に油がまわったら出汁をはって沸騰させる
- 灰汁をとって豆腐とネギを加える
- 酒粕を加えて大根が透き通るまで煮こむ
- 味噌と醤油で味を決める
- 最後にゴボウを入れてさっと煮たてて火を通す
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません