ナヴァラン・プランタニエール
大羊のナヴァランといえばFF11に出て来る有名な料理ですが、子羊のナヴァランは実在する古典的なフランスの煮込み料理です。今日は季節柄春野菜を使うことでプランタニエール（春らしい）風になっています。要は羊肉のトマト煮込みなので、作り方の手順は多くなりますが簡単に美味しくできます。
羊肉を牛肉で代用することもあるようですが、羊肉の独特のクセが美味しいシチューなので、羊肉の煮込み用肩肉なんかが手に入ったら是非作ってみてください。
材料
- 羊肉 300g
- 新玉葱 1個
- 新ジャガ 2個
- ニンジン 1本
- 蕪 2個
- インゲン 100g
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- ニンニク 2片
- オリーブオイル 適量
- 小麦粉 適量
- ワイン 50cc
- トマト水煮缶 １缶
ナヴァランの作り方
- 羊肉は小さすぎない一口大に切って塩胡椒しておく。
- ニンジンは輪切りにして角を落としておく
- 玉葱は１cm角のみじん切りにする。
- 蕪は１つを8等分の串切りにして角を落としておく。
- トマトの水煮は水気を切ってみじん切りにしておく。
- 羊肉に小麦粉をはたいて余分な粉は落とす
- フライパンにオリーブオイルを大さじ４敷いて火にかける。
- ニンニクを包丁の腹で叩き潰し、弱火で香りを出す。
- ニンニクを取り出し、中火にして羊肉を入れ、表面がカリッとするまで揚げるかのように炒める。
- 肉を取り出し、玉葱と他の野菜の削り落とした角の部分を炒める。
- 玉葱が透き通ってくたっとしてきたらニンジンと蕪を加え炒め続ける。
- 肉を戻し、ワインを注いで香りをつける。
- 具をフライパンの片側に寄せてトマトを炒める。
- 全体を混ぜ合わせて鍋に移す。
- トマト缶に残った水をひたひたになるまで注いで中火にかける。沸騰したら弱火にする。
- そのまま弱火で1時間煮込む。
- ジャガイモは皮のまま水から30分ほど茹でる。
- 沸騰した湯に塩を振り、インゲンを入れて色よく茹で上げ冷水にとる。
- 羊肉がトロっと柔らかくなったら塩胡椒で味を整える。
- コクが足りないようだったら砂糖をキャラメリーゼして熱いうちに赤ワインビネガーで延ばし、鍋に加えると美味しいです。
皿に盛ってジャガイモとインゲンを飾ります。
ローズマリーを添えると香りが映えますね。
煮込み時間は約1時間ですが、一晩くらい置いた方が美味しいと思います。