蚵仔煎(オアジェン) 台湾風牡蠣のお好み焼き

牡蠣の美味しい季節になりました。台湾のオアジェン(オーアーチェン)といえば鉄板の上で焼いた牡蠣を水で溶いた粉で纏めた台湾屋屋台を代表する台料理の一つです。B級グルメ好きにはたまらない、まさに台湾式お好み焼きですね。台湾式カキオムレツという翻訳を良く見かけますが、卵を使わないこともあるようなので、オムレツではないと思います。
しかし火を通すとはいえ南国の屋台に並ぶ牡蛎を食べるときはそれなりに覚悟が必要かもしれません。
作り方は非常に簡単で、手早くできます。日本のお好み焼きに比べて一瞬でできあがります。牡蠣も小さい物を使うので安あがりですね、牡蠣の出汁をモチモチした生地が受け止めてとても美味しいです。魚屋で安売りしてるものを見つけたら是非挑戦してみてください。
参考にしたレシピ
http://www.leisure-cat.com/frm_1388.htm
http://www.chineseypage.com/rest/topic/oyster.htm
http://recipe.goolu.com/manaco/
材料:4〜5枚分
- 牡蠣 適量
- 青菜:青ければ何でもいいみたいで、白菜、キャベツ、チンゲンサイ、ほうれん草、春菊、手に入り易いものを使うようです)適量
- 卵 4〜5個
- 地瓜粉 (サツマイモ澱粉のことです。キャッサバ粉とも書かれて売られていますので、キャッサバ芋澱粉もたぶん同じものだと推測して、以前ポンデケージョを焼いたときのキャッサバ粉を使いました)1カップ
- 太白粉(かたくり粉のことです) 1/2カップ
- 水 2+1/2カップ
- 胡椒 少々
- 甜辣醬(よくわかりませんでした。代わりにタイのスイートチリソースを使用) おおさじ 4
- 味噌 (甜麺醤かな?と思って使ってみましたが、ソースが黒くなったので違うかもしれません) おおさじ1
- 糖 (砂糖のことだと思いますが、甘くなり過ぎるので入れませんでした。好みでってことで)
- 醬油膏(よくわかりませんでした。代わりにオイスターソースを入れてみました)おおさじ1
- 蕃茄醬(よくわかりませんでした。代わりにトマトケチャップをいれてみました)おおさじ2
- 水 1カップ
- 太白粉水(水溶き片栗粉) 適量
作り方:
- まず ソースを作ります。
とりあえず、レシピを解読できなかったので適当にそれらしい材料を混ぜ合わせます。
水で溶いて好みで砂糖を入れ、味を調節して火に掛け、沸騰したら水溶き片栗粉で固めておきます。
固さは柔らかい蜂蜜程度がいいらしいです。 - 次にキャッサバ粉と片栗粉を混ぜて水で溶き、胡椒をふっておきます。
- 青菜は一口大に切っておきます。今回は香りが良いので春菊を使いました。
- 牡蠣は塩水で洗って、水気を切っておきます。
- フライパンを温め、油を敷いてわりと強火にしておきます。
- 油が温まって煙が出始めたら、牡蠣を7〜10個程度放り込みます。
- 一呼吸おくと片面がちょっと茶色く焼けますので手早くひっくり返していきます。
- 全部ひっくり返したら、牡蠣から水が出始めますので、そうしたら水で溶いた粉をダーと流し込みます。
- 直ぐに火が通って粉が透明に固まり始めます。固まる前に青菜を散らし、卵を割って上に乗せます。
- そのままコテで卵の黄身を崩します。
- 粉は固まっていますので全体をひっくりかえします。(ひっくり返すときに、縁を折り返しておくと纏まり易い)
- 卵が固まり、青菜に火が通ったらできあがりです。
- 皿に盛ってソースをつけていただきます。
*ソースの味が濃いので、牡蠣に塩胡椒する必要はありません。
*ソースを作るのが面倒なときはトマトケチャップに少量のウスターソースを加えて砂糖で味を整えるだけでいいと思います。
*レシピによっては片栗粉だけでもかまわないようですが、キャッサバ粉を使うと粘りが凄くなって食感が楽しいです。
*澱粉は時間を置くと沈殿して固まりますので、焼く直前にかき混ぜる必要があります。
*卵は使わないでもいいらしいです。そのときは青菜を乗せてから水で溶いた粉を少量かけると良いと思います。
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