菜花羹

,広東風,


中国のスープは塩辛くありません。日本のように飲料水が簡単に手に入る環境ではないからでしょうか、咽が渇いて水が飲みたくなるようなスープではだめだそうです。
また、食事には必ずスープがつくようで、台湾の友人と懐石を食べていたら盛んに「スープは無いのですか?」と聞かれたことがあります。

[参考にしたレシピ]
邱家の家庭料理

一昨日に引き続き邱家のレシピです。
このスープはかなり変わっていますね。名前からすると菜の花の「羹」、つまり熱い汁物と言う意味で、検索してもただの玉子スープのようなものが引っ掛かりましたが、泡立てた卵白でスープを覆うというのは面白いです。
鶏を叩いたり、カリフラワーの穂先しか使わなかったり、手間を掛けますのでかなりの高級料理だと思います。手間はかかりますが材料は身近なものなのでたまにはいいですね。
ただ材料の片栗粉 小サジ4というのは少な過ぎるように思いました。この量のスープで小サジ4ではどうしても糊のようにはなりません。大サジ4の記載間違いかもしれませんね。